「"エプロン似合ってたね"と言われた」で思い出した中学時代の苦しみ

暗い話が続く中で、あまり気持ちのよくない記事をあげることを迷いましたが、思い出したついでなので残しておこうと思います。

いやでも、少ししたら消すかもしれません。

 

中学生だった私に、もっと「嫌だ」って言ってよかったんだよって言ってあげたい。

 

※この記事は念のため所々フェイク混ぜてます。

 

 

 

 

中学生の時の日記をとうとう処分しようと思って、一度全てを読み返してみました。

ハイテンションに語るクラスの出来事は、そのどれもがそこまで面白くなく、自分の「こう言ってやったああ思った」に苦笑いしてしまいます。

 

もがき苦しみつつ自分の黒歴史と向かい合う中で、いまとなっては覚えてないことばかり、その時は「これはすごい!」と一生懸命書き残したもんだと感心します。

 

 

ほとんど記憶のない中学時代。

他人の日記を読むように、次々と覚えていない思い出が並んでいます。

なんだかんだで自分の文章を読むことも楽しくなってきた日記の中盤に、たった1行だけ気になる文章がありました。

 

「校長先生に、"エプロン似合ってたね"と言われた。」

 

 

*****

 

 

 

私は、校長先生のお気に入りだったんだと思います。特別で、異常だった。じわじわと記憶が蘇りました。

 

全てを忘れていたことが不思議なくらい、いろいろなことを思い出し、そのすべてにちゃんと「不快だ」とは思いつつ、結局最後までちゃんと「嫌だ」と言えなかったなぁと思います。

 

 

私は特別勉強できるわけでも、運動できるわけでも、何かに貢献してるわけでも、目立つわけでも、容姿がいいわけでも、親が権力者でもなく、至って普通の生徒だったと思います。

 

この中の条件に当てはまったとして、生徒を特別扱いしていいわけでは決してありません。しかし、当時から今に至るまで「なぜ私なんだろう」という気持ちがあります。

 

 

記憶にあるだけ、私が嫌だなと思ったあいつ(校長)の行動をまとめてみようと思います。

 

・行事等で全校生徒や職員が集まる際、ほとんどの確率で近寄ってきて、話しかけられる。何かにつけて両手のグータッチやハイタッチを求められる。

「あいつお前めがけて一目散だったよ」「お前を探してたよ」とクラスメイトから言われるほど。

 

・教室等に張り出された作品を「見たよ、○○で、○○でよかったよ。」と感想を報告してくる。謎のタイミングで、他に人がいてもお構いなく私にだけ言う。

 

・日記内にあった通り、普通ではない会話をされる(エプロン似合ってたねしか覚えてないけど他にもあったはず)

 

・校外学習で洗面用品を忘れた、と別の先生に言っていたのを聞きつけて(側にいた?)、自分の部屋から備え付けのものを持ってきて「これを使いなさい!ね!」と渡してきた。

(ありがたいが、勢いが怖すぎたのと、もう既におかしいと思っていた頃なので何もかもがいやだった。)

 

 

・修学旅行で熱を出し咳が止まらなくなった私が、雨の中まちを歩く気にならず「バスで休んでいます」と担任の先生に報告すると「俺もバスで一緒に休むよ、」と言ってきたのでバスにいるわけにもいかず無理して外を歩き、旅行終了後に体調が大変なことになる。

 

 

などなど。

きちんと思い出せるのがこれだけで、他にも些細なことがたくさんあったと思います。

 

 

この異常さは、クラスメイトも気付いているほどでした。あの子は気に入られている、と思われていたので、私の近くにあいつが来ると周りの空気がピリッとなるかんじがありました。

 

けどみんなはからかうわけでもなく、「あいつやべえよな」って言ってくれたりしてたと思います。

 

卒業から数年後に友達と会ったときにも「異常に気に入られてたよね」と言われるレベルでした。

 

 

 

 

 

え、それだけ?

って思う人もいるかもしれない。

けれど、私には本当に不快でした。

 

あの時のことを思い出した今、その不快な気持ちは正しかったし、私なりにもっと深刻な事態にならないようにと様々に回避している姿は賢明だったなと思います。気持ち悪くて怖かったのに、よく考えて頑張っていたなと。

 

中学生の私は小児性愛や、大人が子どもに対してどんな対応をしてはいけないかなどを詳しくは知りませんでした。

先生たちは基本的に絶対、校長先生は偉い人、大人は怖い、大人には敬語を使う、冗談を言われたら笑う、気に入られていることはいいこと、と思っていました。

 

気持ち悪くても、嫌でも、愛想笑いをしていました。内申点が下がったらどうしよう、この手を払ったことにより怒り出したらどうしよう、校内には兄弟もいるし、そんなことを一瞬で考えて、受け入れても大丈夫なことは流すように受け入れ、どうにか逃げられそうなときは逃げてきました。

 

 

なんで私がそんなことをしなくちゃいけなかったんだろう。

いま考えると、涙が出そうです。

 

 

私は、それだけでした。

異常に気に入られただけでした。

 

だけどもし、私以上に何か加害されていた子がいたらどうしよう。

いまはそう思います。

 

人に言えないくらい苦しんでいた子がいたかもしれない、わからないけど、想像してしまいます。そんなことないと思いたい。

 

私がもっと深刻に、嫌だって言えてたら、と思います。自分を責めているわけではありませんが、そうすることもできたかなぁと思います。

 

 

思い出さないほうがよかったかもしれないけど…

 

 

私のブログを読んでいる人の中に中高生は少ないかもしれないけど、子どもがいる方は多い気がします。

 

 

私は当時、母にこんなこと言われたんだけど〜気持ち悪いよね〜wと明るく話していたと思います。

 

もしそのままにしていて、いつかもっと大きな被害にあっていたらと怖くなります。

 

少しの不安や違和感も、誰かと共有すること。

されたことや言われたことを、何かに書き記しておくこと。

信頼できる人に、相談すること。

 

これは本当に大事なことだと思います。

 

いまの私は、私が小中高校生を見ると「子どもだな」と思うけど、やっぱり中身には意外と大人な部分があったことを思い出しました。

大人に話したほうがいいんだろうけど話したくないこと、上手に隠せてしまいます。

 

嫌な目にあわないことが一番いいですが、

波風立たないことは居心地のいいことですが、

どうか小さなSOSを見逃さず、できるのであれば解決に向けて動きだしてあげてください。

 

もうすぐ新生活・新学期が始まるな〜と思って書いてみた記事です。

 

 

最後に、

 

 

 

中学3年生の時に突然失くなった体育着、どこにあるんだろうか。