X™福岡番外編!5年半ぶりだねおばあちゃん

 

たしか8時間くらいかな?眠れました。
朝起きたら焼きそばの塩分のせいか顔がパンパンでした。

旅行中ってなんであんなにむくむの??

 

 

ホテルmizukaのチェックアウトは、部屋にあるタブレットの「チェックアウトします」ってボタンを押すだけで簡単でした。

 


おばあちゃんの家は糸島の方なので、JRに揺られてゆったりゆったり向かいます。


さいころは、家から車でいってたおばあちゃんの家(というかいとこの家)ですが、
天神からは電車で30分なんだ~全然近いな~と大人になった今では物の捉え方やものさしが変わったようで面白かったです。

 

 

改札にほぼ入るような勢いで待っていたおばあちゃんを見つけた時の第一印象は「小さいな!」「思ったより元気そうだな」でした。


本当は唐津に行く予定で、おばあちゃんと一緒に住んでいる叔母におばあちゃんの体力について聞いた時に「元気な時は元気だけど、最近はシニアカーを使ったりしている。あと物忘れが増えてきた。」と聞いていたのでちょっとドキドキしていましたが、この時はそれを感じさせない元気さでした。

 

その日は青いワンピースを着ていて、「大人っぽくなったね、きれいになったね。」とひたすらに行ってくれました。
5年半前に訪れたときは開口一番「はーーー肥えたねぇ!」と言われたので、今回はだいぶ気分がいいです。

 

叔母に家までいったん送ってもらって、おばあちゃんの部屋で一休みしました。
他愛もない、家族は元気?来るの大変だったでしょ?とかいう話をしました。


話している間にも、同じ話を3分後にもう一度したり、何度か「お金はどこに入れたっけ」と言ったり、お昼に行く場所を決めたのに「どこにする?」と言ったりはありました。


これが叔母の言っていた物忘れか、とは思いつつ予想よりはひどくないなとほっとしました。過去の話は結構覚えていて、思い出話をたくさんしてくれました。

 

お昼ご飯を食べに隣の駅に行きました。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812093253j:image
f:id:agoagonunanuna:20190812093256j:image

 


福岡のお刺身本当においしくて、なかでもぶりがこの日は特別おいしくて分厚くて最高でした。この豪華なセットで972円ですよ… 店内も和風ですっきりしてておしゃれでした。


おばあちゃんは天ぷら定食を頼んでたけどそんなに食べきれないって言って半分くらい私が食いました。

 

 

電車に乗ってまた更に隣の駅へ行って、駅からタクシーに乗って近くの海浜公園へ。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812093341j:image
f:id:agoagonunanuna:20190812093334j:image
f:id:agoagonunanuna:20190812093338j:image

 

公園の入り口から、150mくらい先にあるベンチまで進むのに時間がかかりました。
ご飯屋さんから駅までもでしたが、この日は杖を持ってくるのを忘れてしまったため、少し歩いてるうちに腰が痛くなってしまったみたいです。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812093417j:image

 

 

以前来た時はそんなことなくて、元気に歩いていたので驚きました。
腕を持っていいよと差し出すとぎゅっとつかまったり、それだと歩きづらくて手を繋いでいる時も、二人で本当にゆっくり進みました。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812093446j:image


時折掴まれそうなものがあったら立ち止まって休憩して、腰かけられそうなときは座って。
その二人で歩くスピードや、ちょくちょく立ち止まる様子は、きっと私が小さかった頃と同じだっただろうなと思います。


すっごく晴れてて暑かったけど、松林を抜けて久しぶりに見た広い海は、台風の影響で少し濁っていたものの綺麗でした。
日陰のベンチで海風に吹かれながら
「あの島にはいったことがあるよ」
「こんどあの島に行こう」
「小さいころはよく海に行っていたでしょ、覚えてる?」
という話や
「あんたのパパが海を好きになったきっかけは、中学生の時の大学生ボランティアが海で遊んでくれるってやつからで…」
という初めて知る話もありました。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812093519j:image


駅前のスーパーでおばあちゃんとアイスを食べました。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812093545j:image


タクシーと電車で家まで戻り、またまったりとした時間を過ごしました。
叔母さんがカルピスをくれて、少ししたらプリンをくれて、また少ししたらスパムおにぎりをくれて…
きっとみんなでいう「実家・田舎に帰る」ってこんな感じかなあってほくほくしました。

 

 

 


おばあちゃんは好奇心旺盛で、新しいものについてどんどん知識を吸収していく人でした。


5年半前に会ったときは、最近読んだ本の話、ピースの又吉が好きでよく番組を見ていること、その番組の中で話されていることなどをたくさん話してくれました。


それに比べると、今回新しい話はほとんどなく、おばあちゃんはずっと思い出話をしていました。

 

おばあちゃんは眠りにつきにくい時にカモミールハーブティーを飲んでいて、以前来た時も夜中に私がお湯を取りに行ってお茶を淹れたりしていました。
そのことからプレゼントとしてマグカップを持って行きました。持つ部分が広くて持ちやすくて、飲み口の薄めなものを見つけて渡しました。


こういう理由でマグカップにしたんだよと説明すると、「もう飲んでないねぇ。そこまで気が回らんくなったとよ。」と言ってました。

 

 

 

中学二年生の時におばあちゃんに会いに行ったときは、まだおばあちゃんは一人暮らしでした。


昔私が住んでいたところの近くの団地に、その時点で40年以上暮らしていました。
おばあちゃんが風呂桶にお湯と粉洗剤を入れ、軽く混ぜながら溶かして洗濯機に入れながら「ばあちゃんは暇やからこうしてるだけでほんとうはしなくてもいい」と言っていたのを覚えています。

 


あの頃は暇だからと手間を増やして日々を生きていたおばあちゃんが、今は習慣となっていたこともままならない状態なんだと少しショックを受けました。


もう一つのプレゼントとして、雑貨屋さんで買ったぬいぐるみをあげました。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812093830j:image
f:id:agoagonunanuna:20190812093826j:image


かわいくてずっと気になっていたもので、手触りももちもちしてて気持ちいいし、なによりたまらん表情をしています。

 


なにか愛らしいものを抱えたり、生きていなくてもなでたりすることに、心が落ち着くことを最近実感していたし、やっぱり寂しくなることもあるだろうと思って、おばあちゃんのそばにいてねという気持ちで送りました。

 

 

かわいいねえ、名前ばつけにゃならんって言って、出た名前は「ヨシ」でした。
おばあちゃんの息子である私の父は「ヨシユキ」という名前なのでそこからとったんだと思います。

 

 

おばあちゃんは私の父の話をするとき、いまだに声が震えます。
私の父は脳腫瘍で亡くなりました。おばあちゃんはことあるごとに「頑張りすぎたのかねぇ、気を使いすぎたのかね。だから…」と言い淀んで、いつも終わります。

 

 

14年も前のことですが、おばあちゃんにとっても昨日のことのように辛く、今すぐにでも会いたいということは明らかです。感覚は少し違うけど私にとってもそれは同じです。

 


私は元気で日々新しいこともあるし、もちろん毎日SHINeeのこともあって楽しく過ごせているし、気を使わなくていい家族や友達に囲まれて暮らしています。
おばあちゃんは息子の嫁と、孫と暮らしていて、団地に住んでいたころにはいた友達もこちらにはいません。

 


同じ寂しさや悲しみを持っていても、きっとそれを抑え込む・消化させる力がおばあちゃんの環境にはないだろうなと思いました。
より孤独を感じる、より悲しく思いつめすぎてしまうだろうなあと心配になりました。


空港へ向かう時間になり、叔母が駅まで車で送ってくれることになりました。おばあちゃんとは家でお別れです。

 

部屋を出るときに、おばあちゃんが本当に名残惜しそうに「またねぇ…」と言いながら、私の背中を掻くように触りました。
振り返って、おばあちゃんをぎゅーって抱きしめて、また絶対来るねって言って私は家を出ました。

 

 

空港について飛行機に乗るまでの間に急いで家へのお土産を買って、搭乗時刻になるのを待つ間に叔母が作ってくれたおにぎりを食べました。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812094012j:image
f:id:agoagonunanuna:20190812094007j:image

 

すごくきれいな夕焼けでした。

 

 

 

 

 

f:id:agoagonunanuna:20190812093931j:image


飛行機から見えた景色です。福岡から出発する夜の飛行機の醍醐味と言えばこれ。

というかこの写真ちょっと不思議だなって思う人いますか?
これどこから撮ってるのかな?って
窓側の席にしては少し遠いところから撮ってるし、シート若干写ってるしみたいな…

私通路側だったんです。


真ん中・窓際、誰も来ませんでした。また??????????
機内ほぼ満席なんですけど??私の横だけまた?人がいない??

 

まあコンサートはともかくLCCだしシートが狭い中で隣に人がいないのは快適でしたね。よかった。

 

空港着いた時点で帰りの電車とかバスとか調べたら「あれ…終電…ギリ…?」とイヤ~なデジャヴ。
幸いにも第3ターミナル出たところにバスが到着しておりすぐに出発できて、終電にも間に合い家に帰ることができました。


バスの中でなんかひたすら涙が止まらなくて、自分でもどうしてかわからなくてずっとぐすぐすしていました。
おばあちゃんが私のことを忘れたら悲しいなとおもったのかな、おばあちゃんがだんだんおばあちゃんでなくなってきている気がしたのかな、おもったよりおばあちゃんに「死」が近づいている気がしたのかな。やっぱりこれ!とも言えず、なんだか悲しく寂しくなってずっと泣いていました。

 

 

次の日の夜におばあちゃんから無事家に着いた?と電話がありました。
話している感じはあった時よりかなりしっかりしているように思えたし、腰もよくなったそうです。
おばあちゃんが暇な時にいつでも電話してね、うん、するね、って言って電話は終わりました。

 

 

私がおばあちゃんと会うことや電話をすることは、すべて私がいつか後悔して心を痛めないためだと言えます。
おばあちゃんに会いたい・話したい!その一心で動いているとは言えません。自己中心的な動機です。

 

 

 

もう誰にも、どこにも行ってほしくないけど、それは無理なので。
今回会ってたくさん話をできたことに安心して満足せずに、また来年とか早めに、会いに行くことができるように頑張りたいです。


おわり

 

 

 

あ、おまけ

 

送り仮名を忘れたため、海外スターのような扱いになっているおばあちゃんのカレンダー上の私。

 

f:id:agoagonunanuna:20190812094136j:image

 

「○○ちゃん来(る)日」

 

電車の可愛い🐶

 

f:id:agoagonunanuna:20190812094239j:image